腰痛と坐骨神経痛で腰の痛みを抱える人は少なくありませんが、そのすべてが同じ原因によって同じ症状を感じるわけではありません。
腰痛の中には慢性のものもあれば急性のぎっくり腰のようなものもあって、さらには足にまで痛みが達する坐骨神経痛もあります。
痛みと正面から向き合うことが求められます。こんな辛い症状がでる場合があります
- ●姿勢を変えるとき
- ●とくに立つ時が痛みを感じる瞬間
- ●同じ姿勢でいることが何よりも苦痛
- ●腰が痛いので長時間立っていられない
- ●朝は腰の痛みで始まる
- ●腰を曲げるとかなり痛い
- ●立ち上がろうとするとズキッとする
- ●腰から下が痛い感じがする
腰の痛みの環境要因
わたしたちの生活スタイルは立っていることと座っていることが多いのですが、とくに立っている姿勢では腰に上半身の負担がかかります。
骨や関節、筋肉がしっかりしていれば上半身をしっかりと支えることができるのですが、筋肉が弱ってくるとひずみが生じるようになります。
とくに年齢を重ねるにつれて運動などを全くしていないと筋力が衰えてしまいます。
そのため腰痛の原因としては加齢に伴う関節や筋肉の衰えが指摘されています。
それ以外にも重い荷物を持つ、激しいスポーツによって腰に負担がかかるなどの原因が考えられます。
最近では長時間同じ姿勢でいることによって腰を痛めるケースがあります。パソコンを使ったデスクワークなどはその典型的な例です。
腰の構造
脊柱には椎骨、仙骨、尾骨が合わせて24個あります。
その中の5個が腰にあたります。この5つで上半身を支えているわけですが、その骨の変形やクッションの役割を果たしている椎間板の変形、飛び出てしまうなどの影響で痛みが出る場合があります。それ以外にも神経の圧迫や刺激を受けることによってズキッとした痛みを感じることがあります。
これは脊柱管が狭くなっていることによって起きます。腰の痛みにとどまらず、坐骨神経痛などにもなりますので大変です。